あき竹城とモト冬樹あたりを起用して下さい。
日本の四季のなかで一番儚く、色とりどりな季節 「秋」
街路樹は真っ赤に染まり、山々は色々な表情を見せています。
夜が来る前に夕日は懸命に、赤く燃えています。
そんな秋も終わり、冬の足音がすぐそこまで来ています。
ほら、聞こえませんか?冬の足音。冬の声。
冬男「待ってくれ・・・・待ってくれよ秋子・・・・。どこに行くんだよ・・・・。」
秋子「無理だよ。」
冬男「何が無理なんだよ・・・。そんなにオレのことが嫌いなのか?」
秋子「・・・・・」
冬男「なんとか言ってくれよ秋子!」
秋子「・・・・・わけないじゃない・・・」
冬男「・・・え?」
秋子「そんなわけないじゃない!好きだよ!冬男のこと大好きだよ!でも・・・でも。」
冬男「じゃぁ何でだよ!!」
秋子「無理なんだよ。・・・私が冬男に近付く度、人間たちはオシャレにアウターやらインナーを着込み、鍋を食らい、冬男を満喫する・・・。」
秋子「冬男が他の誰かにLOVEされるの・・・見てられないよ。・・・・」
冬男「秋子・・・・でもオレは・・・・。おれは秋子を・・・。」
二人(季節)の間に沈黙が漂う。秋子が唇を噛みしめる。
そして、ゆっくり話し出す。
秋子「こうやって話せるのも、また来年なんだね・・・。」
冬男「・・・・・秋子。だからオレは」
秋子「こうやって冬男の気持ち踏みにじって何千年経つんだろうね。」
冬男「・・・・・・(え?踏みにじる。・・踏みにじってたんだ・・・)」
秋子「ねぇ覚えてる?私たちが初めてあった日のこと。」
冬男「あぁ、あの席替えの日・・・隣の席になったときだよな。」
秋子「そうそう。あの時の冬男は全然喋らなかったのにね。」
冬男「まぁー オレ『クール』だしな!」
秋子「全然上手くないし、寒いし救いようがないわ。」
冬男「・・・・・・・」
秋子「私はあの日からずっと冬男のこと好きだったんだよ。」
秋子「幻滅と吐き気と怒りと悲しみとLOVEを繰り返していたの気付いてた?」
冬男「い、いやー気付いてなかったかな・・・(割合が・・・・おかし・・)。」
秋子「鈍感な奴だな貴様は。おまけに顔色が悪い。あと静電気がすごい。」
冬男「(これは愚痴ってるの?本人に愚痴ってるの?)」
秋子「冬男は私の『初恋』の人だよ。」
冬男「え・・・・・!!オレもだ!秋子が『初恋』だ!」
頬を赤くし微笑む秋子
秋子「いつか、地球温暖化の影響か何かで一緒になれたら良いね。」
冬男「そ、そうだな。」
秋子「あ・・・・その頃には冬男は居なくなっちゃうね・・・。」
冬男「・・・・(えーーーーーーーー!!)」
秋子「でも大丈夫。冬男は私の心の中で生き続けるの。」
冬男「え・・・・あ、うん・・え?・・心?」
秋子「その時やっと一緒になれる気がするよ。大丈夫、夏彦と浮気なんかしないから。」
冬男「(・・・・・な、夏彦!)」
秋子「あの時みたいにまた氷河期が来たら困るからね!」
秋子「廊下(赤道)で話してただけで勘違いしないでよね!」
遥か昔のことを振り返り笑い合う二人。刻々と日は沈む。
秋子「じゃぁ・・・また来年ね冬男。」
冬男「・・・・・そうだな。あーあ・・・また今年も振られちゃったよ・・・・。」
秋子「そんなに落ち込まないでよ。そろそろ慣れろよブタ野郎。」
冬男「・・・・・・ブ、ブタや」
秋子「寒波(ガンバッ)!寒波(ガンバッ)!!冬男!!」
冬男「お・・・・おう・・・」
同じ空の下、決して結ばれることのない二人。
切なく、そして儚い二人の『初恋』はいつまでも、いつまでも続く。
映画「初恋~訴えられても不思議じゃない!冬男の猛烈アタック~」
同時上映「STOP温暖化!~冬男 エコカーを買う!!~」
2013年秋ロードショー
こんばんはクロタです。
・・・・先日ブログの書き方講習を受けたんですがね、
何も吸収しないで帰って来たようですねボクは。
モトクロスさん、貴重なお時間を割いて頂きたのに・・・この様です。
ボクは講習に行かずに
病院で何かしらの手術が必要だったのでしょうか?
次回は頑張ります。何かしらの薬を処方してもらって頑張ります。
次回は にくきゅう が更新致します。
いえいえ奥さん、「憎っくき」でなく にくきゅう が更新致します。
宜しくお願いします。
お知らせ
タネダ山口店は11月15日(木)店休日とさせて頂きます。
※エディオン山口本店さんもお休みです。