空蟲大決戦
最近ものすごく顔から油が分泌されます。
それに伴い吹き出m……ニキビまで出始めました。
遅れてきた思春期でしょうか。
えっと、前回から1,2,……なんと、10週間ぶりのご無沙汰です。
田野崎マコトですこんにちは。
最近本当に暑いですね!
私などは超絶汗っかきな上に汗をかくとかゆくなっちゃうので、
この時期は怨嗟の声を上げながら過ごしているのですが、
夏はそれ以外にも私の安寧を脅かす存在が大手を振ってまかり通ります。
そう、
蟲です。
奴らは一体どこから入ってくるのか、
突如私の部屋に侵入し、暴虐の限りを尽くすのです。
先日も、こんなことがありました……。
PM12:00
「さて、そろそろ寝ようかな~」
付けていたイヤホンを外し、席を立とうとした私の耳元で突如――
ブォォォォォォォォン
耳に響く重低音。
それは扇風機の強風ぐらいの音で、否応なしに私の脳に警鐘を鳴らします。
覚悟を決めて振り返ると、そこには……
巨 大 な カ ナ ブ ン が
しかも超元気。これでもかと電球に体当たりしています。
手元には何も武器はなく、私にはなすすべがありませんでした。
そう、そしてこのまま電気を消して寝た場合、想定されるのは……
電球の下にあるベッドに降り立ち、私の穴という穴を這いずり回るという
夏のホラーにふさわしい、身の毛もよだつ事態に……!!
恐怖した私はそそくさと部屋から逃げ出し、
別の部屋で寝るという最終手段にでるのでした。
そして次の日、同じように作業をしていた私は、まったく羽音がしないため
もう部屋から出て行ったのだろうと高をくくっていました。
しかし……
PM12:00
寝ようと床についた私に、それは起こったのです。
――ポトッ
「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
もうね、声にならない叫び声をあげましたね。
そして、まだ潜んでいるという可能性を、
あえて考えなかった自分を呪いましたね。
私は脱兎の如くベッドから転げ落ちるように逃げ出し、
その日も別の部屋で寝ることにしたのでした。
このままでは安寧を得ることはできない。
そう考えた私は、薬局に向かい、氷殺ジェットを手にすることを決意したのです。
そして、今日
氷殺ジェットを持って仄暗い笑みを浮かべた私と、
奴の最終決戦が始まるのです。
白鳥座のマコトは氷殺ジェットという武器を片手にお客様の来店をお待ちしています。
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